5月3日

7:20の石垣行きに乗り宮古島上空を通過、1時間足らずで目的地石垣空港へ到着、早速出迎えを受け、四日間お世話になる今回のペンション兼ダイビングサービスAQUA GARDENへ向かいました
石垣島の北部に有るため車で30分ほどかかります、石垣市内を外れると 全くのどかな田園風景、さとうきび畑や牧草地など人気の少ない閑散とした所を通っていきました
結局ペンションの周辺も何も無いところで、自販機が点在するだけの全くお店も無い地区でした
のんびりするには最高のところですが、賑やかさを求める方にはチョッと物足りないかもしれません

到着後早速準備をし、海へ・・・まずは一本目軽く体を慣らすため浅場のポイントへ

 米原Wリーフ東           2002.5.3 快晴

潜水時間

ENT  10:24 最大水深 9.1m
EXIT 11:40 平均水深 6m
透明度 20m〜 水  温 25.6℃

水深5〜10mと言った超浅場なのですが、お天気が良いため水中は明るく陸上のような景色です
珊瑚礁にスズメダイ等が群れ、根の端のガレ場にはハタタテハゼやオグロクロユリハゼ等が多く居付いています
先日見つかったイザリウオモドキ等のマクロ系を皆で探そうとガレ場を這いずり回ったのですが、残念でした
1時間以上のゆっくりとした潜水で見れたのは、ハダカハオコゼ、ハタタテハゼ、メガネゴンベ、等などでした

ハダカハオコゼメガネゴンベムチカラマツエビ


戻って食事の後いよいよ今回のメインエベント、川平石崎マンタスクランブルへ向かうことになりましたポイントまでは約30分ほど船で走ります
この時期は本格的シーズンで無いため、遭遇率が悪く万一の場合は続けてもう一本と言う予定で出発しました
さすがに人気NO1のポイント、既に十数隻のダイビングボートが来ています
ただ午後のため戻っていく船も多く、水中はさほどでも有りませんでした
ここは、石垣島の財産とも言えるポイントのため、いくつかのルールがあります
・マンタを追わない
・触らない
・ホバーリングの根に登らない
・マンタに排気の泡をかけない
等と言った注意を受けエントリーしました

 

2 川平石崎マンタスクランブル     2002.5.3 快晴

潜水時間

ENT  14:14 最大水深 13.9m
EXIT 15:15 平均水深 9.8m
透明度 20m〜 水  温 25.4℃

マンタポイントにしては透明度も良く、テーブルサンゴがとても綺麗なポイントでした
僕達が行った時丁度、一匹のマンタが去って行くところで 取り合えず目撃・・・
暫く待つと再び別の個体が現れ、3回ほどホバーリングして去っていきました
さらに別の方角からもう一匹、これは最初去っていった固体だと思われます
この優雅な泳ぎ、何とも言えないゆったりした感じがたまりません
ただ、モルディブで見たものに比べると遥かに小さく、全長3〜4mと言ったところでしょうかね!!
しかし、その鰭で頭を叩かれるくらい近くまで近寄って来るので迫力は万点でしたこの時期、確率5割と言われましたが、案内をしてくれたガイドが 大物的中率100%と言うだけ有ってラッキーでした


3 川平石崎マンタスクランブル       2002.5.3 快晴

潜水時間

ENT  16:08 最大水深 14.1m
EXIT 17:07 平均水深 10.4m
透明度 20m〜 水  温 25.7
先ほどの感激をもう一度と言う事で、船の上で暫く休憩した後再エントリー
少し体が冷えたせいか、水温26℃有るにもかかわらず何故か震えるような寒さに襲われました
マンタ待ちの根で様子を見るものの一向に現れる気配無し、次第に顎がガクガク鳴るような寒さに襲われ ひたすら辛抱です
しかしマンタ様は現れてくれませんでした
他のショップのグループも次々と現れたのですが、息を潜めてただ待ちつづけるだけです
結局この一本は現れず終いでEXIT、大物的中立100%のガイド君は、その確率を下げてしまいました

この後僕たちの滞在中に、目撃が無かったと聞きます
僕たちは、大変幸運だったと思います


初日のダイビング3本を無事終え、ペンションに戻り食事までの一時を沈む夕日を見ながら音楽を聞き 手にはビールで過ごしました
この快い疲れの中のんびりと過ごす一瞬が何とも言えない癒された瞬間です
また、夕食時も泡盛も格別でついつい いつもの酔っ払いとなりテンションの高いログ付けをしてしまいました・・・反省  

 


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